リー・クワンユー氏に黙祷
初めてな上に碌な文章力も無いので、まとまりが無いですが、
もう殆どの日本人にとってはタイムリーでは無くなってしまったかも知れませんが、
せっかくブログを立ち上げたので今一番言っておきたいことを。
俺も新潟日報が届くまで不覚ながら知りませんでした。
新聞の記事を読んで、改めて「彼は、やはり成功した独裁者だなぁ」と思いました。
俺にはどうも、日本にはシンガポール式の政治運営方式が合ってる様に思えます。
今日本でとられているアベノミクスも、国民の声援という電池があって始めて動く機械です。
民主主義というのも、あること自体を当たり前だと思わず、その存在に有り難味を覚え、皆がきちんと物事を評価してこそ初めて生きていくものです。
考える人で世の中が満たされない限り、この有難い政治体制の本領は作動しません。
腐り、壊死していくだけです。
それに経済成長の伸び悩みだけではありません。最近増える異常犯罪など、かつての日本よりも悪化している分野の多くの原因は、
国民の基本生活レベルの向上により、年配の方のよく言うところの、「悩みが贅沢になったこと」によるものでしょう。
勿論、異常犯罪については、先天性のサイコパスについてなどは例外ですが、
育った環境により人格が曲がってしまった事例は、戦後70年間、日本が自由度の飛躍的に増した社会になってからというもの、年々増えているのは、メディアへの露出度増加などを除いても、やはり増えているでしょう。
幸福追求の摂理は麻薬であることが一番良く現れているのが現代日本の事例です。
日本が今の今まで進んできた「先進」は、ホントに先進なのか、こんな保守的極まりないことを言うのも、親学推進協会が嫌いなもので5本の指に入っている俺としては気が引けるのですが、
市民団体の過剰増加や、過剰な民主主義の推進を修正民主主義に転向させるべきという部分には、同調せざるを得ません。
まあ、シンガポールにおけるリークワンユー氏の政治手法の話から大分飛躍しましたが、
リークワンユーさん。2011年までの政治家の仕事への労いは勿論ですが、最晩年は安寧の二文字をかなえられたでしょうか?
ゆっくりお休みください。
合掌。